第13話飲む

今日も今日とて、ビールを飲む。

飲まきゃ、やってらんない。

社会は理不尽で成り立っているのは、骨の髄まで染み渡っているのだが、やっぱりムカつく時ってあるよね?


イチイチ腹を立てるのは馬鹿だから、黙っているけど、低レベルな連中と接していると体調不良になる。


そこまで、説明しなきゃ分からんのか!

昼休み時間は、ギャーギャー騒いで、仕事が始まると居眠りする馬鹿もいる。

後、臭いヤツ。


今日は腹が減ったので、昼休みにおにぎりを食べた。チキンと。

人間は苦労して一人前になる。

だが、僕は一人前では無い。

まだまだ、勉強と経験を積むべきだ。仕事も僕が一番出来ないし。


色々考えたけど、勉強はしようと思う。

学校では教えてくれない道の勉強を。

一般教養はあるつもりだ。……つもりだ。


法学部の畑にいて、法律の条文の箇所の名称を失念していた。

条文、見出し、柱書、項、前段、中段、後段。


そんなレベル。

やはり、僕は馬鹿なんだと理解している。

しかし、しかしだ。

知らなかった事を知ると、もはや其の人の常識となる。

見てろよ!と、思う。

散々馬鹿にされて、イジメられて、家族にも捨てられた。

だが、1つ問題が。

僕は情に流され易い。これでは、ダメだ!

法廷に立つ時は、人間を捨てなければいけない。

法曹界はマニアの集まりだ。

僕も法律マニア。

だから、今日はビールを飲みながら未来は明るいと判断した。


しかし、血を吐く努力が必要だ。

この前、将来を悲観し過ぎて、血尿が出た。

もっと、強く生きなきゃ。

でも、立場の弱い人の肩を持ってしまう。

僕は法律家は向いていないのかも知れないが、そういう人の権利を守りたいので、法律家になろうとしている。


目標の生ビール3杯飲んだ。

後、2本飲んだら帰ろうか。

皆さんの将来のビジョンはもう想像していらっしゃいますか?

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