十二月

第6話

ボビーちゃん家に泊まった翌日近くの別の家に連れて行かれたんだ。



そこの人がボビーちゃん家の人に僕を飼うから来たら捕まえておいてって頼んでいたんだって。



そこは何時も、ゆで卵を持って来てくれていた人の家だったんだよ。



近くに、あの女の子住んでいるから僕と遊んだり散歩に連れて行ってくれるんだ。


僕が飼われる家には恐い柴犬ベルがいるんだ。ベルは女の子で僕を見ると怒るんだ。


その日のうちに御陵に入ってきた女の人が僕を洗って家の中に入れてくれたよ。


僕は体の殆どが白くて目のまわりだけ黒いんだ。洗ったら綺麗な犬になったて言ってくれるよ。



べるの近くにくくるから恐かったけど僕すぐにお腹みせるから、ベルも怒らなくなったよ。



名前は今までみんなが呼んでいたポンタのままで呼ばれているよ。



僕、外見がタヌキそっくりなんだって。失礼だよね。



お母さん達の話では僕たぶんパピヨンみたいだそうだよ。

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