第十六章    ~ 癒の場 ~

第18話

『此処が一番安らぐ場・・・あの方に触れていられる場だからよ・・・』


「あの方って?」


『ずっとわたしを見護り支えてくれる・・・』


『家族のよぉに大切な方なの』


彼女の表情が少し和らぐ・・・


「貴女のワタシに伝えたかったトコは分かった」


「でも貴女の傷は全部癒えたの?」


『まだこれからよ・・・』


彼女の瞳に映る影・・・


ワタシに何か出来ナイのだろぉか・・・


そして・・・此処に呼んだ理由とは・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る