第一章 ~ 始まり ~
第2話
此処は何処だろぉ・・・
・・・森の中・・・
それ位はワタシにも分かる・・・
何処までも続く暗い空・・・
何故こんな場所に居るのかが分からナイ・・・
ワタシはさっきまである本を読んでいた・・・
いつのものだろぉ・・・
古びた表紙に消えそうな文字でこぉ描いてある・・・
・・・眠りに堕ちし 哀しみの姫・・・
表紙も古く作者さえ分からナイが
何故か惹かれ読んでいた
そぉ部屋に居たのに此処は・・・
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