・・・いつも側に居るから・・・

第46話


いつもボクの見るキミの笑顔は・・・


何かを諦めた様な・・・


何もかも、失った様な寂しそうな・・・


そんな笑顔・・・


ボクはキミのそんな何かを諦めた笑顔に・・・


ただ、何も出来なくて・・・


キミの心は、ひび割れた硝子の様・・・


ボクが触れると粉々に・・・


なってしまいそうなキミ。誰がキミをそんな風に・・・


心を閉ざさせたの?


誰かが、キミの心に鍵をかけてしまったの?


キミの瞳からは、ただ・・・


愛する気持ちが、静かに溢れ出す・・・


ボクが触れたら・・・


粉々になりそうな、キミの心・・・


どんな夜が・・・


キミをそんな風にしたの?


どんな夜が・・・


キミの心に傷を付け、鍵をかけたの?


キミは・・・


何も言わずに、ただ諦めた様に笑うね?


ボクは側に居るよ?


でもキミは、壊れそうな心だから・・・


ボクが触れるのを・・・


何処かで、怖がるのかな?


どんな夜が・・・


キミを独りぼっちにさせたの?


触れたら粉々に・・・


砕けてしまいそうなキミの心・・・


いつかキミの・・・


笑顔が見たくて、ボクは今日も・・・



キミの側で、ただキミを見つめています・・・・

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