友達でいいから 作詩・作曲 TAM TAM

第34話

とぎれた会話のあいまな

彼との想い出にさまよいだす君を


つよく つよく

抱きしめるのさ


『ごめんネ・・・』と

つぶやきながら

ボクにもたれる君の切りたての髪が


風に揺れて頬をくすぐる


ひとつの恋が

終わるたび この胸で

ふるえるつばさ

休めるのもこれが最後なら・・・


ああ、友達でいいから・・・

君が望むなら


真夜中の2時でも

駆けてゆくからね、言葉にはできない

気持ちがあるけど


せつなさは愛への

プレパレイションさ



君にしてあげられること

指折り数えてみたけれどまだ

今も片手にさえにさえ


足りないくらい


悲しみをこえた分だけ

ほんとの優しさがわかるのなら


ボクはいつかきっと打ち明けるだろう


振り向きもせず

次の夢へ飛び立つ

無邪気な笑顔


ずっと守り続けたいから


ああ、友達でいいから

君が望むなら

どんな時にだって

胸をかすからね、移ろい過ぎてゆく


季節もあるけど


変わらないなにかをつかみかけてる


ああ、友達でいいから・・・


せつなさは愛への・・・


ああ、友達でいいから・・・

君が望むなら


真夜中の2時でも

駆けてゆくからね、


友達でいいから・・・

君が望むなら


どんな時にだって、胸をかすからね、

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