・・・甘く甘い嘘・・・

第30話

今僕の夢で、すやすや眠る君・・・



僕の夢は・・・



そんなに心地言いかな?



そんな・・・



まだ現実さえも知らない君を・・・



ずっと・・・



繋ぎとめていたくて・・・



僕は・・・



君に優しく甘い嘘を繰り返す・・・



それも君を・・・



まだ何にも染まらぬ君を・・・



染まらせない・・・



その為だけに僕は君に・・・



甘く甘い嘘を・・・



繰り返して繋ぎ止めて離したくはないんだ・・・



君が大好きな僕・・・



そんなに好きでいた君が悪いんだよ?



『もう、離さないよ?』



僕の嘘ですやすや眠る。そんな君・・・



僕だって好きだよ?



ただ君には、変ってほしくなんかないんだ・・・



だから僕は繰り返す・・・



君に仕掛けた甘い罠。甘い嘘達・・・



すやすや眠る・・・



僕だけのprincess・・・ まだ・・・



あどけない君を・・・




永遠に愛して離さずに、僕だけのもの・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る