1月25日 美容記念日 奏×ゆいか

第52話

奏「それは、何をしてるんだ?」



ゆ「へ?ああ、これ?美容液パックだって。弘人がくれたの。」



奏「仮面みてえだな。」


ゆ「ふふっ、確かに。ていうか、話しかけないでほしいんだけど。」



奏「あ?」



ゆ「このパック、口の周りにも張り付くから、凄く話しにくいの。」



奏「……そうか。」


ゆ「っっ、奏?」



奏「ゆいか、なんかいい匂いするよな。あ、喋んなくていいぞ。」



ゆ「……。」



奏「はちみつ?ああ、これが袋か。舐めても大丈夫だってよ。」



ゆ「そ、そ、」


奏「ああ、大丈夫だ。話すなよ?ずれちまうだろうが。舐めれるとしてもあんまうまくねえぞ多分。」



ゆ「んんっ、」



奏「ククッ、あんま喘ぐと舐めるどころかそれ、食っちまうぞ。」



ゆ「っっ、あ、」



奏「お前が話せない分、体にかまってもらうから安心しろ。しかもパックでゆいかの顔も潤うんだろ?一石二鳥だな。」



ゆ「ううう~。」




パックは、奏の留守中に。

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