第2話

「サルスベニ」


「…てか何でおまえここきたの?…すげー、勇気いんじゃん」

「親とさー、全然ダメ」

「まじか、俺も、なんかうまくいなくてさー、ゲームと携帯代さー、親父の飲み代超えて鬼バトル」

「…w どこもかわんねーな、大体」

「とりあえず目の前サッカーゴールあるけど登る?」

「…そこ真面目に譲れねーわ」

「は?」

「俺、Jr.ユースだったから」

「…以外とマジなんだな、笑」

「…笑えねーよ、みんなうますぎてさ、絶対プロになるって、決めてた」


「…そういうのは、簡単には言えんっつか、

…諦めんなよ、俺はなんも目標とか無いけど、なんかタイミング一緒だし、何とかなると思う」


「何だよ、それ。マジお前だな w」


( お前なら全部何言われても、嫌じゃないわ、)

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