カクヨムコン10の読者選考通過！

タイトルとキャッチコピーが重要＆どうつけるのが良いか？

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　はじめに

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　どうも、こめたろうです。

　こちらは、カクヨムコン10で読者選考突破を目指していこうという創作論でございます。

　引き続き、ご愛読のほどお願い致します。(*_ _)

　好きな題材の小説を書いて、PVも☆もゲットしたいんだー！！って思いますよね。

　そのためにはどうしていったらよいのか。

　そこに焦点を絞っていきましょう。

　本日は、タイトル、キャッチコピーのつけ方について、考えていきたいと思います。ヾ(*´˘`*)

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　本日の目次:

　１．タイトルとキャッチコピーが重要！

　２．なんで長いタイトルが良いとされるのか？

　３．ログラインがわかると良い！

　４．インパクトを込める！

　５．フックをつける！

　６．週間ランキングを事例に学ぶ！

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　１．タイトルとキャッチコピーが重要！

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　まずタイトルで言うと、長文タイトルの方が読まれやすいって言いますよね。

　未だに長文タイトルが流行っているかと思います。

　実績がある作者さんであれば、短いタイトルでもファンの方が期待をもって読み始めてくれると思います。

　ただ、そうではない作者さんにとっては、タイトルとキャッチコピーが最初に読者が触れる作品の一部になるのです。

　なので、タイトルとキャッチコピーによって、小説を読もうかどうかを判断していると言っても過言ではないでしょう。

　では、どういうタイトルをつけると良いでしょうか？

　単純にタイトルが長ければ良い、というわけでは無いと思います。

　そのためには、なんで長いタイトルの方が読まれるのかを考えていきたいと思います。

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　２．なんで長いタイトルが良いとされるのか？

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　私の答えを先に言います。

　タイトルとキャッチコピーで、作品の中身を推測しているからだと思うのです。

　自分の好みの内容なのか、自分が楽しめるような内容なのか、そうではないのか。

　例えば、NTRが流行っているとした場合。

　女性読者さんが読みたいNTRは、『女性主人公』なのだと思います。

　なので、タイトルやキャッチコピーから女性主人公であることを連想させることができれば、良いのだと考えています。逆の作品だと、あまり読まれないかもと思います。

　それと同様にして。

　ハッピーエンドなのかとか。

　悲しい話なのか、ざまぁ的なスカッとする話なのか。

　そういった情報があったり。

　つまり、

『この話を読んだら、どういう気分になれるかを想像させる内容』

　が伝わると、読者の手に取ってもらえると思います。

　それが、まず第一段階のタイトル、キャッチコピーでの売り出し方だと思います。

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　３．ログラインがわかると良い！

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　そうだあれば、

『女性主人公が、ざまぁしてスカッとする話』

　なんてタイトルにしても、ちょっと微妙ですよね。笑

　もっと具体的に、『どういう人が』、『どういうことをする』ということが分かると、手に取ってもらえると思います。

『ストーリーラインを見せると良い』と言われています。

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『NTR展開を阻止しまくっていたら、いつの間にか重たい女の子たちに囲まれていた件』

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　こちら、ラブコメ週間ランキングー位の作品でございます。

　◆誰が

　NTR展開を阻止する正義感の強い主人公が

　◆何をする

　NTR展開を阻止する

　◆どうなるか

　重たい女の子に好かれる

　こんな風に、誰が何をしてどうなる話なのか、それがわかりやすいタイトルかと思います。

　素晴らしいタイトルです。

　ここで思うのは、どういう人に刺さるのか。

　話の内容もですけれども、どういう読者へ届いて欲しいか。

　どういう読者が読みたいと思ってもらえるかということが現れていると、結果にコミットすると思います。

　きっと、この話は女性読者は読まないと思います。

　ラブコメジャンルで、女の子たちが寄ってくるっていうことは、主人公は男でしょうし。

　女の子『たち』と言っているので複数でしょう。

　なので、ハーレム物が好きな人には刺さったりするんだと思います。

　ストーリーラインが分かれば良いというだけでは無く、誰にとって面白いと思われるストーリーラインなのかというのがあれば、きっと読まれる小説になると思います。

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　４．インパクトを込める！

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　◆ログラインが分かるようにする。

　◆想定読者に向けたキラーワードを使う(NTR、悪役令嬢等)

　というのは、基本的な考えかと思います。

　ただ、それだけだと、他作品との『差別化』が図れないため、効果が薄かったりするかと思います。

　基本を守ったうえで、もうワンステップの工夫が必要かと考えております。

　それが『インパクト』です。

　奇をてらうというわけじゃないですが、読者が気になるようなインパクトを与えることができれば、手に取ってもらえるかと思います。

　先日、タイトルに空白だけを入れた作品を投稿してみました。

　キャッチコピーも、タグも、あらすじも、何も書いていない作品になります。

　そちらの作品のPVは、なんと30もありました。

(……私が毎日一生懸命更新している作品は、毎日一桁PVなのに。笑)

　これは、読者を気にさせることができた結果だと思います。

　中身は本当に0文字ですけれども。笑

　中身よりも、タイトル、キャッチコピーが重要。

　最初の一ページ目を開かせるためには、インパクトがあると、良いという例でした。

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　５．フックをつける！

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　ただ、インパクトがあるだけでは、一話目のPVが増えるだけで終わってしまいます。

　二話目も読まれず、☆も貰えない。

　読者選考の通過にはあまり繋がらない作戦かと思います。

　☆をもらうために、さらに考えを深めると、『フック』という物があると良いと思います。

『フック』とは、想定読者を気にならせる単語を混ぜたり、キャラクター像や、展開を混ぜる形です。

　ちょうど、魚釣りの釣り針のように、想定読者が引っ掛かるということで、『フック』と呼ばれていたりします。

(例えば、『NTR』は大きなフックでしょう。)

　ここでのポイントは、正しいフックを用いることだと思います。

　いくら高性能なフックでも、中身と合っていないフックであれば、一話目だけで読むのをやめられたり、最終的に手に入れたい獲物(☆)をゲットできなかったりすると思います。

　例えば、NTRで釣るのであれば、その読者さんが好むであろう展開を混ぜる。

　そうしないと釣り上げて☆ゲットはできないでしょう。

　流行りのキーワードだけがフックではないので、これがあれば読みたくなるというフックを考えて、タイトルやキャッチコピーに入れ込むというのが大事だと思います。

　そして、それで読者さんを最後まで釣り上げることで☆がもらえると思います。

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　６．週間ランキングを事例に学ぶ！

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　この創作論を読んでいる方は、10万字も小説を書ける人たちだと思っております。

　なので、言葉の言い換えや、表現は得意だと予測しています。

　できている人も多いでしょうが、実例に学んでいきたいと思います。

　インパクトを与えて、想定読者が気になるようにして、一話目を読ませる。

　その端的な方法の一つが、『なんでだろう？』と感じさせることが一つの方法ではないかと思います。

　現時点の、私の最も良い方法だと考えています。

　私が今書いている時点の総合週間ランキング1位と2位の作品のタイトルを持ってきます。

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　1位

『異端のダークヒーラーが金儲けできると思うなよって？「それなら亡命しよう」。俺は亡命した。魔国で働いた。金を稼いだ。出世した。家を建てた。妻ができた。人類国家は衰退した。』

　2位

『異世界で宿屋経営をしていたらいつの間にか帝国一の冒険者ギルドになってました。』

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　この二作品、ログラインが分かりやすいですよね。基本に忠実です。

　どちらも『出世物語』のように感じられて、話が展開していくと成功体験を味合わせてくれるのではないかと、期待感が持てると思います。

　そのうえで、『なんだろう？』『どうしてだろう？』と気にならせることが、一番の方法だと思うのです。

　1位の作品は、

　ダークヒーラーって何だろう？って思ったりします。

　また、タイトルの最後で『人類国家は衰退した。』っていう結末を見ると、驚きがあると思います。それと同時に、なんで衰退しちゃうんだろう？と、気になる部分もあると思います。

　2位の作品も、

　帝国一っていうことがインパクトに繋がっていると思いますし。

　どうしたら、そんな風に大きくなっていくのだろうとか、宿屋がギルドになるのはなんでだろう？と、話の飛躍した部分が気になるかと思います。

　この事例から学ぶと、タイトルを読むことだけで、小説を読んだような疑似体験ができているのです。

　ワクワク感が得られる。

　そして、タイトルの中で論理を飛躍させて、大事な部分を敢えて言わないようにする（隠す）ことで、気にならせる。知りたいという欲を沸き立たせる。

　基本を守ったうえで、そういう応用ができると、読者が食いつくタイトル、キャッチコピーになるかと思います。

【今回のまとめ】

　・長文タイトルにする場合、ログラインを見せて小説の中身を体験させることが基本的には良さそう。

　・そのうえで、想定読者にインパクトを与えることで、一話目を読んでもらうことにつなげやすい。

　・流行りの言葉を取り入れるでも良いが、フックとして『なんだろう』と気にならせることが、一話目を読んでもらうことにつなげやすい。

　・また、タイトルやログラインと、中身が合致するようにすることで、一話に釣られてきた読者さんから最終的に☆をゲットできる。

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　あとがき

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　そろそろカクヨムコン10まで一カ月を切りますね。

　どんどん書いていきましょー！

　10万字以上書ききってこそ、読者選考通過できるのです！

　それでは、また来週お会いしましょー！ヾ(*´˘`*)