第41話
お父さんは必ず、土曜日の夜になると現れる。
そしてユナちゃんが言ってた通り
ずーっと双子を見てるだけ。
そして私の隣に座って
『順調に育ってんな。』
“ツボミはユウカに似たんだな。”
“小せぇ時のユウカにそっくりだ。”
“ソラはヨウに似てるな。”
“たまには泊まりに来ないのか?”
“部屋はある。”
なんて、優しく言っては私の頭を撫でてくれる。
お父さん、私幸せだよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます