第81話
遊び歩くヨウを見るのが辛かった。
ヨウが横を通る度に香る女の匂いが嫌だった。
ヨウの腕に絡み付く女を見るのも嫌だった。
ヨウが他の子に向ける笑顔が嫌だった。
私の中にはヨウへの気持ちが溢れてた。
今まで気付かなかったのに……
ヨウが隣にいなくなってから
突き放されてから気付く私の想いは
伝えられずに月日を過ごした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます