第40話

もちろんお母さんやお父さん、みんなの親には話せるよ。



お母さんも学生の頃、友達いなかったって言ってたな。



『本音を言える相手は何人もいなくていいの。』


“1人いたら十分よ。”


“お母さんも、学生の頃はナオって子とユウヤ達しかいなかったもの。ふふ…”


“でも寂しくなんか無かったよ?楽しかったもの。”


“ユウカにもそんな子がいつか現れるから心配なんかいらないよ!ユウカ、バナナオレあげるからお母さんとマリオ車しない?”



“リョウやレントを池に落とさなきゃいけないんだから!!”




って言って、あの時はマリオ車に付き合ったんだよね。



お母さんはマリオ車とかしかゲームは出来ない。



運動音痴に機械音痴。



お父さんも大変なお母さんを選んだよ。

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