分かりました

「どういうことか、説明してもらえるか？」

あたしの雰囲気が変わったのをこいつらにもわかっただろう

「この前の一件は俺達を潰すためのものだ」

ここで初めて、銀髪が喋った

「ふーん」

そんなことを言われても、あたしにわかるわけもない

「、、、まず、俺たちの正体を話した方がいいな」

金髪が空気を読んで言ってくれた

すまんね、あんた達のこと全く知らないのよ

「俺達は、暴走族なんだ」

へぇー

「『拍汪（はくおう）』っていうんだが、それの地位が狙いで潰そうとする輩が後を絶たない」

ふむふむ

「それが原因でミオはこの前攫われかけた」

なるほどね

「とりあえず、俺たちの正体はわかったか？」

オーケー、理解した

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