第13話

「盗ってないって言ってんのよ


それとも聞こえない?使えない耳ね


アタシに文句言う暇があるなら耳鼻科にでもかかった方がよっぽど有意義だと思うけど?」




「、、、っ!」




アタシの言葉に怒った彼女は手を振り上げる




「あはは!」




振り上がった瞬間に笑い声が響いた




その声に彼女も驚き手が止まる




アタシはその笑い声に聞き覚えしかなくて、その声の方向に目を向けた




そこには




「あんた、やっぱり面白いねぇ」




楽しそうな顔をした党利発音がいた

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