第56話

病院に着けば父はもうロビーにいた。



一体何キロで走って来たんだか。



病院に着いたのはAM8時。



産婦人科の受付に行き



『先ほど電話した室屋ユカですけど……』



『お待ちしておりました。診察室2番にどうぞ。』



そう言われ私だけ診察室に。



お父様、お母様、父、ユウヤは待合室に。



私は台に上がり先生を待つ事数秒。



『じゃ室屋さん、子宮口どのくらいか確かめるね。』



そう言って先生は陰部に指を入れて何かをしてはすぐに抜いて言った。

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