第18話

『お待たせいたしました。ユズさんと教育係のユカさんです。』



そう言って私は指名の為、距離を置いて隣に座る。



ユカは



『失礼します。教育係のユカです。宜しくお願いします。』



と言ってから私の前の席に座った。



『そんなに離れて座る事ないだろ?』



と私の腰に触れようとした瞬間



『お客様。当店では必要以上に女の子へのタッチは禁止されています。』



“守れないのであればお帰り下さい。”



普段ユカはこんな事言わない。


ニコニコ笑ってるのは変わらないけど…



ここでも私を守ろうとする。

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