第67話

ライトSide



『おい、レント。』



俺はレントを追い掛け肩を掴んで呼び止めるが



『うっせぇんだよ。触ってんじゃねぇぞゴラァ!』



レントは相当キレてるらしい。



『何キレてんだよ。チビが傷痕気にしてんのは仕方ねーだろが。』



仕方ねーんだ。



レントが後悔してんのは分かる。




俺だって一緒だ。



何で前を歩いたんだろう…



赤木サクラが近づいてきた時、どうして駆け寄って行かなかったのか…



でもよ、一番後悔して悔やんで、辛いのはユウヤだろーが。

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