第34話

窓を開け、景色を眺めながら空気を吸ってる私に



荷物を置いたユウヤが後ろから抱きついてきた。



一瞬、ビックリした私。



『ユウヤ?』



ユウヤは私の頭にオデコを乗せた状態で抱き締める力を強くしたと思えば



“知らない土地でお前が隣にいないと不安になる。”


“アイツ等は何も悪くないのも分かってっけど…隣にお前がいないと不安になる。”



“さっきは悪ぃな。”



と言うユウヤ。




なんだか嬉しいのは私だけだろうか?

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