第67話
『ゴウに伝えろ。7時に神社に来いって。』
『分かった。』
『後でな…』
そう言われ切れた電話を私は暫し眺めてた。
気付けばゴウ達が帰ってきたみたいで
『何時ですか?』
ゴウは分かってたかのように聞いてきた。
『ユカ、もう戻っちゃうの?このままいてくれないの?』
チトセが寂しそうな顔をする。
『べっぴんさん、寂しくなったらいつでもおいでな?ハグしちゃる!』
ミカドはいつもみたいに言う。
『まぁ…また来ればいいんじゃねぇ?』
シゲルが言う。
『ゲームしに来いよ!』
ヨウジはゲームで誘ってくる。
天空メンバーも優しい。
ユウヤ達に負けないくらい優しい。
魂龍会メンバーも天空メンバーも優し過ぎるんだよ。
私…彼等からどのくらいの優しさを貰ってるんだろう。
どのくらい守られてるんだろう。
強くなろう…彼等の為に。
向き合おう…自分の為に。
笑っていよう…みんながくれる優しさの為に。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます