第34話
『お前…まさかユカの前でサトルの事言ったんじゃねぇだろうな。』
ユウヤがドスの効いた声で問い掛けた。
『言ったわよ。サトルのせいだってね。だってユカって子とサトルはー…』
女に手を出さない魂龍会。そして天空。
だが…我慢の限界ってのは皆あるもんだ。
絶対、触れたりしないと思ってたライトが赤木サクラの胸ぐらを掴んだ。
しかも震えた両手で。
『お前、チビがサトルと付き合ってたの知らねーのか?』
シゲルとヨウジも初めて聞いたせいかビックリした顔をしてる。
『チビは散々苦しんできたんだよ。』
そうだな。
『チビはやっと自分が作った殻から出てこれたんだよ。』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます