第79話

『したら、ケンジに言っておくね!』



いつものリョウの声で少し安心した。



『ねぇ、ユカちゃん?今日も放課後、倉庫行くよね?』



ギクッ…



今の心境を表す音に最適だよ!



いつも通り…


いつも通り…



『ん?行くよ?何で?』




いつも通り出来たよね?


どこも変じゃなかったよね?




でもやっぱり通用しないー…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る