第64話

一体なんの視線だい?



叫んだのは確かに私だけど…何でみんなして緑と私を交互に見るんだい?




緑なんて真っ赤な顔して頭を下げてくるし…



前の4人を見るとツバサとアキラは肩を揺らして笑いを堪えてるし、リョウなんてヒーヒー言いながらお腹抱えて笑ってる。ユウヤなんて『お前はバカか』とでも言いたげな顔をしてる。




そんな時だった…奥の半開きだった扉から2人の男が出てきては




『うっせぇぞゴラァ!』



『誰だ!女なんか連れ込んだ奴。』




とお怒りの声を倉庫内に轟かせた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る