第50話

『アキラって人見知りなの?』



『そーなんだよ!アキラは極度の人見知りなんだけよ。女には。』



女に?



だって最初…話したってか…



『名前位言える。バカにしてんじゃねーぞ。』




『バっ、バカになんてしてないけど…さっきだって…』



『野次は別なんだよ!最初にユカに話したのも俺等が話してたから話せたよーなもんだ!ギャハハハ!やっぱり俺様だ!』



何が楽しいかも分かんないし、皆が話してたからアキラが話すのも分からない。



皆はナゾナゾが好きなのかい?



そーなんだ!だからかぁ…



って!!そうじゃない!



『ちゃんと分かりやすく話してよ!!』




私はテーブルをバンバン叩いてリョウに言った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る