第65話

そんなある日の8月の夏休み。



野球の練習が休みの拓望と瑠威と

お転婆姫の咲美愛が実家に泊まりに来た。


海那星は夜合流する予定だ。




俺も姪っ子や甥っ子たちのために

休みを合わせて有給休暇をとった。




大きな荷物を手に3人はやってきた。




『ばあちゃーん!じいちゃーん!きたよ!』



『瑠威もいるよー!!!』




玄関から叫んでる拓望と瑠威。


元気でなによりだ。




『たくみ、るい、いらっしゃい。』



『よく来たな。早くあがりな。』




母さんと父さんが2人に声をかける。


拓望も瑠威も前にあった時より

大きくなっているな。

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