第91話

全力で走って逃げる…………が………。





『おじょーちゃん、大人しくきてよ?』



『そう、何度も同じ手には合わないよ。』



『ね?ゆるさねえから。』




あいつらの仲間だろうか?



新たに3人の男がやってきた。


久々に喧嘩したからか息が上がる。




どうしたらいいんだ…。





もう、最悪だ。





逃げなきゃよかったかもしれない。




あー、なんて私はバカなんだろう。






『おい!!おまえら何してる!!』




『あ!?…テメエ愛妃のか。』




『だったらなに?そのこ離してくれる?』




『はなすわけねえだろ?』




『いいから離せや!!女の子連れ去ろう

なんてクソなやつがやることだなっ、ふっ。』




『あんだと!?』




その2人が喧嘩しているうちに、わたしは


助けてくれた他の仲間に連れられその場を


離れることになった。








わたしは恵まれている。





ピンチの時に助けてくれる人が居る。








…………感謝しないとだね。

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