第65話
side 亜弥美
『体調悪いから、帰るね。』
そう、妃愛からメールがきていた。
大丈夫なのだろうか?あとで妃愛の
家に寄っていこうと考える。
わたしのお昼は、莉央たちがいない時は
屋上で愛妃のみんなと食べる。
バーーーーン
って大きな音を立てて扉をあける。
『もっと丁寧にあけて。』
『はーい。』
早速、兄貴から注意が入る。
ほんと、厳しいんだから。
『うわ、きたのかよ。』
『悪いわけ?』
『べつに?』
ほんとコイツ、隼翔はウザイ。
ことあるごとに突っかかってくるし
めんどくさい男だ。
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