第40話

『もしもし?』



『ひめか、無理しなくていいぞ。』



『まだいる。』



『そうか?無理するなよ。』



『うん、ありがとう。』



『帰り、迎えいくから。』



『わかった。』




彼の名は、仲野 遼大(なかの はると) 32歳。




仲野コーポレーションの次期社長で


私の保護者みたいな感じ。




お母さんの兄貴の息子、つまり従兄弟。





学生の頃はヤンチャしてたみたいだけど


今は次期社長として忙しく動いている。




その割にはよく家に来ているけど。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る