第678話

『智哉、敦史、親父ちょっと売店いこ。』



『おう。』




裕貴兄は俺たちにそう言って病室から


出て、廊下のソファーに腰をおろす。




『あれ?売店は?』



『いかねえよ。』



『あ、そう。』




そう言うと黙った裕貴兄。



廊下のソファーに腰をおろして裕貴兄が


話し出すのを待つ、俺ら。




『手術、成功したとしてもまだ先は長い。』



『うん、それはなんとなく気づいた。』



『さすがだな、智哉は。』




裕貴兄、なにを言いたい?


はっきりいってほしいんだ。

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