第644話

side 敦史




俺の下にいる?それがなんだか


信じられなくて。戸惑いを隠せない。




兄貴はそれだけ言って出て行ってしまって。




いま、智哉と親父と兄貴の元へと


やってきた。が、電話をしている様子だ。



兄貴が俺たちに気づいて切ろうとする。




『ちょ、パパ、電話切る気なの!?』



『うるせえ、切るからな。』



『ちょ、ちょ、ちょ、ママ!!

なんとか言ってよ!!!!!!』



『ヒロくんは照れ屋さんだから。』



『えー!?やっぱ照れてるの??

キャーパパまだまだ若いのね。』




どう突っ込んでいいのか、わからない。



電話口から聞こえるのははしゃぐ声。


だれ?でもパパって言ってるしなぁ?

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