第541話

『ふざけんな、バカ。何がごめんだ。』



『別れてほしい。』




はい?咲美愛いまなんて?咲美愛の


表情は真剣な顔をしていて。



嘘を言っているようにはみえない。




『もう、重荷になりたくないの。

みんなももうこなくていいから。』



なに、言ってんだ?こんな心配


かけといて。冗談も笑えないけど。




『俺は別れない。俺が弱かったのが悪い。

咲美愛のことわかってやれなかった。』



『もう、いいの。もう、いいんだよ。』




なにが、もう、いいんだ?そうやって


またおまえは1人で抱えるつもりなのか?




『咲美愛に頼られる男になりたい。』



『もう、いいんだって。』




2人きりにしたほうがいいと思って


俺たちは部屋を出て行く。



別れるなんて言い出すとは思わなかった。

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