第522話

おちゃらけ代表の悠太。




高校卒業後、就職していたが、


わたしの病気を知ったことで大学に


進学して理学療法士になった。




なんで、理学療法士?




なんて思ったけど、脳腫瘍とかで


麻痺になって歩けなくなる人や


手足を動かせなくなった人をみていて


自宅復帰へのサポートをしたいと言って


理学療法士になった。





そんな彼は、わたしの彼氏になった。




愛月くんの亡くなった後、お互いに


前を向くために必死に生きていた。



だけど、わたしの心はボロボロで。




見るに見れなくなったらしい悠太は


わたしに告白してきた。




心の中には愛月くんがいることを


わかった上での告白だった。




すべて受け止めるといった彼は


真剣な目をしていてかっこいいなんて思った。




だから、わたしはオーケーサインを出した。

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