第506話
『きょーちゃん。』
んあ?だれかが俺の名前を呼んでいる。
寝ぼけ目の目をこすりあたりを見渡す。
『え?なんでいるの?』
『泊めてくれる?』
『あ?いいけど。』
どうして、いるんだ?
今日は裕貴の家にいるはずなのに。
なにかあったのか?
『ねぇ、きょーちゃん。』
『なんだ?』
『わたしよくなってるの?』
『え?何言ってんだよ。よくなってるから
こうやって外泊してるんじゃんか。』
『本当に?』
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