第482話
咲美愛と竜真を見かけたその日の夜。
俺は竜真の家にお邪魔した。
本音を聞き出すために。
『よっ!竜真。』
『なんだ、悠太か。まだ洋輝のほうが
よかったのに。』
おい、どういう意味だよ。
俺の相方くん、どういう意味だよ。
『まぁ、いいや。今日、おまえと
咲美愛病院でみかけた。』
『そっか。』
『竜真は本当に不器用だな。』
『しってるよ、そんなこと。』
『入院するのか?』
『するみたい。これで2度目の再発だ。』
『そっか。』
『愛月と咲美愛お互いがお互いを
支えると思ってる。そう信じてる。』
『おう。竜真おつかれって言い方は
変だけど高校時代からおつかれ。』
『これからがはじまりだよ。愛月も咲美愛も。
支えないとか言ったら殴るからな。』
『わかってるよ。』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます