間に挟まれてたあの日々
第478話
高校時代、竜真と愛月が仲が悪かった時。
頻繁に竜真が咲美愛をおんぶして
歩いてるのを見かけた。
その姿を愛月は物凄く睨んでいて。
俺も、咲美愛を好きだったから
気持ちは複雑で。
愛月と竜真どっちも大切な親友で。
だからこそ、どうしていいか
わからなくて困っていた。
いつも、咲美愛の隣には竜真がいて。
それを見るたびに愛月は機嫌悪くなって。
どうしようもできなかった俺は
竜真の家に本心を聞きに行った。
好きなら好きでいい。
ただ、咲美愛が傷つかなきゃそれで
いいと思っていたんだ。
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