第469話
咲美愛、死なないでくれや。
どんなに、暴れてもいいから
死なないでくれや。
全力で咲美愛を抑える。
『悠太…。』
咲美愛が我に帰ったようだ。
大人しくなった。
『お騒がせ姫、落ち着いたか?』
恭吾先生が声をかける。額からは出血
していて、見ていて痛々しい。
『ごめん、きょーちゃん。』
『咲美愛にはこんなに仲間がいるだろ。
おまえは1人じゃないんだからな。』
『うん、ごめんなさい。』
『わかったならいい。俺は仕事に戻る。
あとは頼んだぞ、悠太。』
え?俺?名指しで呼ばれたのは初めてだ。
認めてくれたってことでいいのかな?
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