第447話

side 悠太



聞きたくなくて、俺は逃げる。


受け止めきれないんだ。




『おめえ、ふざけてんのか。』



『兄貴…。』




愛月や竜真、幸希、洋輝が近寄ってくる。


兄貴の後ろには愛月と竜真の兄貴もいる。




『おまえ、そんな男なのか?

愛月の話をちゃんと聞けや、クソが。』




そう言った、兄貴の目は潤んでいて。


滅多に泣かない兄貴が泣いている。




『悠太、ごめんな。でもなこれが現実。』


『悠太、ごめんな。ごめんな。』




愛月の兄貴が抱き締めてくれて。


俺はついに涙がとまらなくなった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る