第343話

『咲美愛、その、あの、彼氏か?』



『彼氏できたよ。』




ああ、そうなのか、そうなのか。


彼氏できてしまったのか。



どんどん、俺の元から離れる。




『え?え?どんな人?咲美愛を惚れさせるん

だからきっとカッコいい人なんでしょ?』



『かっこいいのかなぁ。野球してるよ。』



『野球かい!なんだか私と一緒じゃない。』



『野球してる姿がカッコいい。』



『いいねえ!いいねえ!今度あわしてね。』



『うん、いいよ。』




『俺はあわねえから。』



『知ってるわよ。あとで報告するね。』




嫁さんはキャアキャア言って喜んでいる。


娘との恋愛話しが好きなのだろう。



俺はメチャクチャ複雑だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る