第325話

笑顔の詩は私が入院中に暇すぎて


書いていた詩だ。




思ったことを部活のときに書いてたら


先輩にみつかってしまって。



先輩は読みながら泣いていた。





"この詩、歌にしよう。"




なにをいってるんだって思ったけど


先輩は本気で言っていて。



表情も真剣な顔をしていた。





その日から、文化祭にむけて


音楽作りが始まった。




ケータイで連絡をとりあって


できた笑顔の詩という曲。




だれかに思いを伝えたい


そんな願いもこめた曲だ。

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