目覚める咲桜
第271話
あぁ、わたしはなんてことを
してしまったんだろうか。
やってしまったことを後悔しても
もう遅い。遅いんだ。
朦朧とする意識の中で
きょーちゃんの怒っている
声が聞こえた。
わたしに怒っていた。
そりゃそうだ。
わたしは、自分の生命を
消そうとしたのだから。
自分の生命を
とめようとしたのだから。
怒られても、仕方ないことを
わたしはしてしまったんだ。
どんな表情をしてる?
どんな目でみている?
どんな声で話してくれる?
全部、全部だめだ。
だめなんだ。
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