プロポーズ

第21話

年の明けた一月の貴方の誕生日に私は言った。｢私ね、今年の自分の誕生日に欲しいプレゼントがあるんだ｣｢何高い物？｣｢お金なんていらないよ｣｢えっ何やねんそれ？｣｢あのね、今年の私の誕生日に結婚して欲しいねん｣｢結婚？結婚なんか金いるやん｣｢えっなんで？籍入れるだけやで、お金なんていらんやん｣｢ずっと側にいてくれるだけで私は幸せやねん｣

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る