第44話

まるで

海に溺れたかのよに

手だけを出して

訴えている


だけど誰か

こんな私を

助けてくれるのか?


心にある不安を

語れる人は

私にはいない


辛く泣きそで

何度となく

あの人に話そかと

✉マークを押してみて

アドレス帳を辿っても


心底力になってくれる

そんな人は

私にはいない


ネットの世界から消え

大好きな詩も捨てたら

あなたたちは

納得するのですか?


人から好きな物を取り

私の居場所に立ち入り

人の悪口ばかり言い

人を傷つけて


私には詩を書く場所も

子供の事を相談する

場所も

誰かと話す場所も

奪うの?


もう優しい詩を

奏でる事は

出来ないの?


私の好きな場所で

やりたい事すら

やれないの?


私がいったい

何をしたと言うの?


下手なら糞みたいなら

詩は書いたら

いけないの?


By 小さな貝がら

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