第58話
警察署には担任と親が呼ばれた。
「花音、大丈夫か?」
お父さんは心配してくれる。
私は大学生に騙されて、お酒を飲まされたんだと説明を受けたそうだ。
「ごめんなさい。心配かけて」
私は謝った。
「いや、手の傷だけで良かったよ」
お父さんも、お母さんも私がガクと別れてから優しい。
きっと、どれだけ私がガクの事をが好きだったかをわかっているからだろう。
毎日、凄く心配してくれている。
大学生達は、同じ手口で女を連れ込んでレイプする常習犯だった。
スマホからは、それを裏付ける動画が見つかったそうだ。
それを聞いて、沙羅と美月、その両親に感謝された。
私は翌日、馬場さんに連絡をする。
24歳の会社員だという事がわかった。
高校生と夜に会うのは良くないからと、日曜の昼間に会う事になった。
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