長瀬君の『質問コーナー』 vol.1

長「皆さま、こんばんは!『ツインクロス』『プリズム!』両作品の盛り上げ担当役、長瀬クンでーすっ。今回、新コーナーを担当させていただくことになりましたー!ヨロシクお願いしまっす!そして、第一回のえあるゲストはっ!」


夏「えーと……。野崎夏樹です、よろしくお願いします」


長「は~い♪夏樹ちゃん、ヨロシクねん」


夏「ねえ、長瀬。このコーナーって、どういうものなの?」


長「ん?知らない」


夏「は……?」


長「なんかね、自由にやって良いって聞いてるのよね」


夏「そうなの……?ひょっとしてネタ切れ……」


長「あらー夏樹ちゃんっ!それを言ってはダメよっ!確かに適当さ加減はぬぐえないけどねぇ」


夏「あ……分かってはいるんだ?」


長「んー、まぁ。でもね、このコーナーは物語で語られなかった色々な設定とかを質問形式でお教えしちゃおうかなってたくらみがあったりするのですよー。結構面白そうでしょ?」


夏「え……。でも、それって誰も知りたくないかも知れないよ?そんなんで続けられるの?」


長「ヤダー。夏樹ちゃんたら、悲しいこと言わないの!一応ね、質問が届いてるのよん♪読んで、読んでっ♪」


夏「えーっ?私が読むの?えーと……。ペンネームC.Kさんから……。『夏樹さんと冬樹くんのファースト・キスはいつですか?』……なにこれ……」


長「やーん!最初からキワドイ質問っ!」


夏「際どいっていうか、失礼じゃね?っていうか、このペンネーム……もしかして……」


長「あ、夏樹ちゃん怒ってる?言葉使いが怖くなってるよ……」


夏「怪しいっ!こんなの答えるに値しない!却下!」


長「ええっ?折角の記念すべき第一回なのに、それは困るよー。ファースト・キスって……神岡に奪われちゃったっていうアレでしょ?もう既にストーリー中に出て来てる話なんだし、今更でしょう。気楽に気楽にー」


夏「だからこそ、怪しいんじゃん。今更こんな質問……。それも何でふゆちゃんまで……」



?「別に僕は平気だよ?」



長「あら、冬樹くん。いらっしゃい!」


夏「ええっ?ふゆちゃんっ??」


冬「こんにちはー。僕のファースト・キスは7歳……だったかな?」


夏「へっ?」


長「なになにっ?問題発言っ!それってお相手は誰なの?」


冬「ん?九十九つくもさんだよ。僕が島に流れ着いた時に、人工呼吸で命を助けて貰ったんだ」


夏「……っ……!?」


長「ちょっと……。あのね、冬樹くん。それって立派な人命救助じゃない」


冬「ははは。そうだね」


長「ははは……って。もぉ、天然なのか、狙ってるのか……」


冬「……ね、これでなっちゃんの話から上手くそれたでしょう?」←ひそひそ


夏「え……もしかして、そのためにふゆちゃん……」←じーん……


長「や。あのね、全部聞こえちゃってるからね?でもまぁ、この質問はこれでいいかー。もう、おしまいで……」



?「よくなーーーーいっ!!」



夏「ち……ちからっ!!」


長「あれっ?神岡っ?」


力「折角質問出したのに、ちゃんと答えてなーーい!!これじゃあ、俺が奪った夏樹のファースト・キスが、本物の夏樹だったのか、夏樹の振りした冬樹だったのか、ハッキリ分からないじゃないかーーーっ!!」


冬「え?僕……?」


長「おいおい、何の話してんだ?神岡……」



夏「……お前……。まだ、そんなこと言ってんのか?ちから……」



力「……ヒィッ!!」←青ざめ


夏「あの腹パンチ一発くらいじゃ分からなかったっていうんなら……。いっぺんシメてやろうじゃないかっ!!」


力「わーーーーっ!!夏樹っ!!じょっ……じょうだんだよっ!!冗談っ!ごめんてっ!!」


夏「問答無用っ!!」




長「あらら……。最後はバタバタね……。失礼しましたーー。また、第二回やるかもですよー。皆さまの質問もお待ちしております!それでは、まったねーーー♪」



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