第49話

某風俗店



「…と、こんな事があったんです」



私はお店の総責任者の獅崎 道哉(しざき みちや)さんに愚痴を溢した



「そうか」



獅崎さんは煙草を咥えながら聞いてくれてる



「獅崎さん…風俗女って何するんですか?」



「……」



「ママは『獅崎さんに聞け』って言うし…泉ちゃんは『ナニだよ!ナニ!』って訳が分かんないし…矢野ちゃんは真っ赤になって『私に聞かないで下さい』って…獅崎さん?教えて下さい」



「………」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る