102号室

くりちゃん編

第45話

「ねぇ…くり?アンタの職業は何?」



101号室のママが問いかける



「風俗女だけど?」



「……」



205号室の矢野ちゃんは



「なんか…違う気がするんですけど…」



203号室の泉ちゃんは



「くりちゃんが思う風俗女ってどんな感じ?」



と、聞いてくる



私は「何を分かり切った事を聞いてくるの?」と、思ったがキッパリ、ハッキリ、答える



「そんなの決まってる。一対一で…殿方と…『お話』する事」



どうだ!!と、言わんばかりのしたり顔の私



「「「…ハァ…」」」



溜息のハーモニーを頂きました

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る