第12話

「なんなら最後にもう一度、拝ませてやろうか?」



出したら日の目、拝めなくなるよ



などと、考えていたら・・・



「…おい」



あたしの腕を掴み立たせてくれた男



「祐希…大丈夫か?」



服の汚れを丁寧に払ってくれる・・・



「祐希…怪我はしてないか?」



身体をペタペタ触り確かめる・・・



「祐希…もう心配しなくてイイ」



身体を抱き寄せあたしを包み込む?



「お、お前…二股か!!」



お前は素股だ・・・



「やっぱり、股の緩い女だったんだな」



頭、ダルンダルンの君に言われてもなぁ・・・

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