第8話
「それに、鼻血…拭いた方が良いですよ?」
「…///」
「それから、もう終わってるよね?」
「…」
「後、貴方…誰?」
「千紘」
「うん。それは知ってる。さっき、知った」
「今はまだホスト」
「うん。それも知ってる。」
「チィちゃん、俺だけ見つめて?」
「何で?」
「好きだから。愛してるから」
「そうなんだ」
「俺を愛して?」
「どうだろう?」
「結婚しよ?」
「そうだなぁ?」
「今すぐ…」
「夜中だよ?」
「誓いのキスしよ?」
「青少年の条例に引っ掛かるよ?」
「愛してる…」
「ありがと?」
疑問形で答えたあたしに眩しい頬笑みを浮かべ・・・
あたしは攫われた・・・
モト彼と鼻血女を置き去りに・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます