第84話
「佐紀、行こうか」
「うん。でも、寄りたい所があるの」
私と若葉は彼とは反対に歩いて駅に向かった
「ここ?」
「そう。若葉も手伝って」
私は彼と住んでるマンションに来た
そして、私の荷物をまとめる
「住んでたのに荷物、少ないね」
そう、今日までにある程度の物は片付けていた
「こうなるって分かってたから…」
若葉は何も言わずただ荷物を詰めてくれた
荷物を詰め終わり玄関を出て・・・
「これで最後…」
キーケースから部屋の鍵を外し郵便受けに入れた
カシャン・・・と、いう音と共に私の恋は終わった
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