第47話

彼のお父さん、浩介さん。お母さん、真智子さん、そして、皐月さん



わたしはこの三人と生活する



皐月さんは一人暮らしをしていたが、わたしが来るに辺りそこを引き払い家に戻って来ると言った



わたしには二階の皐月さんの隣の部屋が与えられた



部屋は・・・途轍もなく女の子仕様だった



足を踏み入れる事を躊躇っていると皐月さんが・・・



「気に入らない?」と、声をかけてきた



「いえ…只、吃驚して…」



そう答えると



「女の子の好きな物が分からなくて…」と、小さな声で言った



「もしかして…皐月さんが揃えてくれたんですか?」



そう聞くと、わたしの手を握って部屋へ入りフカフカのベッドに座らせた



皐月さんも隣に座り、ズボンのポケットから紙を取り出しわたしに見せた

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